ルイージの小説外伝 第十三話
第十三話:ルイ&セルvs男&マネーラ
「はぁ…はぁ…中々やるじゃない…」
「当たり前でしょ?」
あれから二人は小一時間戦っていた、結果はシルヴィの勝ち、マネーラは元の姿に戻って息を切らしている、シルヴィは普通にしているが。不意に拍手が響いた。
「ははっ!お見事っす!二人とも凄い迫力だったっすよ!」
「…(いつの間に…?)」
「っ!?」
マネーラが目を見開いて震える、この男を怖がっているのか?あのマネーラが?
「さぁて…マネーラ?今回の仕事内容は何だっだすかね?」
「…マリオに…化けて…騙して…シルヴィ…連れ出す…」
「もしばれたらどうするんすか?」
「…殺す…皆…シルヴィだけ…連れ出す」
「お見事っす」
そこまで言った男は急に笑顔をやめ無表情になる。マネーラはそれを見て顔を青ざめさせた。
「待って!次はちゃんと殺るわっ!ちゃんと連れ出すからっ!」
「あんたとあいつらにはもう用無しっすよ?生かすと思ってんすか?」
堪らなくなったのか横からセルヴィが話しかけてきた。
「おい…こりゃどうなってんだ?」
「分からない、けど…何か匂うね」
「大方仲間が拉致されてるからどーのこーのでしょ…様はあの男を殺せばしまいじゃない?」
「本当サラッとそういう事言うよな…」
「ウシャシャ…ww」
「…分かった!連れ出しゃ問題無いんでしょ!?そうなんだったらあんたも手伝えばやれるでしょ!?手伝いなさいよ!!」
「ははっ!本当ヒステリックっすね〜!まぁそうっすよね!殺るっすか!」
そう言ってマネーラと男はこっちを向いて戦闘準備を整える。
「「戦闘開始〜?」」
「二人には二人でしょ?兄貴と弱虫が行けば?」
「はぁっ!?何でおr「文句言わない」…はい…」
「あんたもよ」
「分かってる、行くぞセルヴィ!」
「はいはーい…」
「おっくるっすか!?」
「あんた達全員ぶっ倒してやるんだから!!!!」
マネーラはそう叫ぶと自分の周りにマネーを出して浮いた。そういえばピーチ姫が話してくれた事があったな。
……………「そういえばルイージはマネーラとはあんまり会ってないわよね?」
「姫が戦った女の子ですか?」
「えぇ」
「…ですね」
「実はマネーラってそのままの姿でも戦えるのよ♪」
「そうなんですか!?」
「えぇ、宙に浮いて周りにマネーを漂わせて、マネーを投げつけて攻撃してくるの♪まぁ私のカサでガードしてたからあんまり強くは無かったけどね♪」
「へぇ…」………………
マネーを奪って投げつけてマネーのガードを無くし、攻撃する…これが最善策か…。
「とりあえずルイージはマネーラ頼む、倒し方分かるだろ?俺はその間あの男相手して待ってるからさっさとマネーラ倒して戻ってこい!」
「分かった!」
「さっさと来なさいよ!!」
「ほらっはやくはやくっ!」
〜続く〜