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チビ・ゆきのルイージの小説外伝

ルイージの小説外伝の置き場

ルイージの小説外伝 第十九話

第十九話:昔話と白黒塔

「また失敗したのか?」

「すいませんっす」

「人の事言えないわねん」

「しかしこのままではやばいんじゃ?」

「そうじゃな…早急にシルヴィを…」

「その事なんすが…」

「…どうしたの?」

「・・・・・・・」

「「「!!!!」」」















「うむ…待っておくのも暇だからこの森を探索するとするか…」

「ん?なんだ?城か?」

「うむ…この塔何処かで…?」













これは昔のおはなしよ。

「シルク…」

「なぁにママ?」

「今日は大事な親友が来るの、その人にも子供が居てね…仲良くしてくれるかしら?」

「勿論!当たり前じゃない!」

「良かった…」

ある春の日、私のお母さんはいきなり私にそう問いかけた。私は勿論即答。お母さんはホッとした顔をした、多分私のドSぶりを知ってたのね。


ガランガランガランガラン


来客が来た合図の鐘が私の住んでいた屋敷と塔に響いた、私の家はとても広くて塔に挟まれる形で屋敷が立っているの。自慢じゃないわ?文句ある?無いよね?取り敢えず続きを話すわ。

「来たわね…ライ!レイ!大事な親友よ!丁重にここまで通しなさい!」

「「お任せあれ〜♪」」

ライとレイは扉をすり抜けるとその親友の所まで行きここへ案内した。扉が開いて相手の姿が見えた瞬間私は固まった。

…何故?

…不覚にも見惚れたのよ、スピネルとそのお母さん『ルビー』の黒髪にね。

「お久しぶりねルビー」

「あなたこそ!元気にしてる?」

「えぇ…今はもう平気よ」

「御愁傷様としか言えなくてごめんなさい…紹介するわ、スピネルよ。私の一人娘♪どぅ?可愛いでしょ?」

「自慢かしら?私の娘も可愛いわよ?」

そんな娘自慢と言う親バカな言い争いが起きている間に私はスピネルに声をかけた。

「こんにちわ、私シルク!宜しく!シィって呼んで!」

「私はスピネルよ、宜しく…シィちゃん!」

「一緒に遊ぼ?あぁなったら絶対に終わらないし!ねっ!スゥちゃん!!」

「…うん!」

私達は鬼ごっこをしたの、飽きてきた頃に私達は色んな話をしたわ、家族の事、スピネルが住む美しき残酷な世界の事、平和なこの世界の事、そして…

「どうしたら…私はシィちゃんみたいに強くなれるの?」

「ふぇ?」

「だってシィちゃんは何もしなくてもそんなに沢山の魔法が使えるもの」

「んーまぁでもまだちゅーきゅーまでしか使えないわよ?」

「でも…」

「…じゃーさ!」

「?」

「私が訓練したげる!!」

「でも…強くなるまでは私…どうしよう…」

「何が?」

「身を守るの…」

私が守ったげるわよ!」

「本当?」

「本当っ!?約束ねっ!」

「うんっ!」


そのあと暫く魔法の打ち合いをしてからスピネルは親と帰った。
















「そんな事が…?」

「まぁ…ね」

「約束…私も忘れていた約束を貴女は覚えて…私を守ってくれているの?」

「まだまだスゥちゃんは弱いからね!」

「!!…へへっ」

…!そういえばセキリュウはどうなったろうか…?

『セキリュウ?』

『どうした?』

『今何処に居るんだい?迎えに行くよ』

『うむ…変な塔の前に居てな…入ってみたいものだ』

『…駄目だよ?』

『分かっている』

セキリュウ…取り敢えずそこで待機しててよ…』

『了解した』

「ごめんっ!ちょっとセキリュウ迎えに行って来る!!」

「分かったにゃ!気を付けてにゃー!」

ルーニャに見送られて僕は森へと駆け出して行った。




〜続く〜














次回!!

「森の中にこんな塔が?」

「ここはっ!!」

「よく来たわねん♪」

「スターストーンなぞもう無い!」

「お母さんは…死んだの」


『第二十話:闇と影の支配者』

お楽しみに!(・ω・)ノ