チビ・ゆきのルイージの小説外伝

ルイージの小説外伝の置き場

ヒゲと猫と二つの王国 4-1

しばらくすると計算し終わったのかマステラがこっちに向き直った。

「ん〜と…最低…二〜三人…かな?」

「二〜三人かにゃ?」

「うん、曖昧だからね♪まぁスピネルは軽いし、それに僕を抜いて男二人、女二人ならバランスがとれるし…ルイージ、ルイ君、スピネル、ルーニャぐらいなら連れて行けるよ、どっかの竜さんと白布お化けは連れて行けないけど」

だよね、とりあえずこのメンバーで行けるのか…今日はキノコ鍋かな♪

「さて、もう行くかい?」

「行きたいにゃ!!」

「行きたい…!」

「行きたいな!」

「じゃあマステラ!手を貸して!」

「はいよ♪」

僕はマステラに手を差し伸べて、マステラは僕の手を掴んだ、次第に繋いでる手が淡く光り僕の魔力がちょっとだけマステラに送られる、マステラはウィンクして充分な魔力をあげられた事を僕に伝え僕は手を離した。

「さぁ!皆僕に捕まって!ワープ場所は僕のキノコ王国!!そしてルイ君のお兄さんの家!!」

皆がマステラに捕まる、マステラの下に魔方陣が出来て光が消えた後にはもう誰も居なかった。





















「おせーな」

「遅いな」

「だぁぁぁぁぁぁ!!ルイージマステラ何処まで行ったんだ!!??」

「叫ぶな耳に響く!さぁな?またどっかワープしたんじゃねーの?」

「…ご飯どうするよ?」

「…待つか」

どーもマリオです、隣で耳塞いでんのは吸血鬼のルーム。とりあえず自己紹介だな。

名前:マリオ・グランカート


年齢:25歳

 

性別:男

 

職業:配管工

 

地位:強さで言えば三番、特に何処にも属していない

 

容姿:赤のシャツに紺のオーバーオール、赤の帽子は前髪が見えるぐらいに被っている

 

身体的特徴:身長が155cmでかなり気にしている、おっさんと言われるよりチビと言われる方が怒る

 

性格、クセ:活発、単純バカ、マステラとは違いR-18的な事は何も知らない純粋っ子、ルイージに対してブラコン、短気、正義感が人一倍強い

 

趣味、特技:炎属性専門、趣味は運動

 

人物関係:グランカート家の次男




名前:ルーム


年齢:23歳

 

性別:男

 

職業:ギルド『star.moon』の支部『moon・light』のメンバー

 

地位:強さで言えば四番、支部のメンバー

 

容姿:f:id:yukina-rinren:20130817193758j:plain

 

身体的特徴:身長が170cmとでかいのでやっぱりマリオに敵視される

 

性格、クセ:基本ツッコミ役と成り下がってる、誰にでもフォローを入れてしまう(敵にさえ)、つまり常識人

 

趣味、特技:風属性専門

 

人物関係:吸血鬼王国の王様、嫁居る




てな具合だ、てかおせーなぁ〜。
























「さぁ着いたよ!」


着いた先は見慣れた光景が広がっていた。


「おぉ!ここはルイージが引っ越す前の家と同じ家にゃ!!」


「ここが…!」


「懐かしいな…」


緑のPがドアに手をかける。


「兄さんただいま〜」


「おっそい!!何処まで行ってたんだよ!!」


「ごめんごめん!」


「おろ?お客さんか?」


中から出て来たのは黒い羽の生えた人ともう一人…


「ただいまルーム!右から僕とは違う僕と、スピネルちゃんと、ルーニャさん!」


「宜しくにゃ!!」


「宜しく…!」


「宜しくな!」


「…」


「…?おーい?ルイージさーん?てかこっちのルイージ何て呼びゃあ良いの?」


「僕の事は緑のPで良いよ」


「ほいほーい」


「おい?ルイージ固まってないか?」


ルイージ?」


「どうしたにゃ?」























続く!!