大切な弟とお前は笑う
「またてめぇか…このクソノッポ!?」
「やんのか、ブラコン英雄!?」
「ちょっちょっと二人ともぉ…」
「ブラコンで何が悪いんだよクソ紫!」
「ノッポで何が悪りぃんだよこのクソチビ!」
「やめてってばぁ…」
昼、俺は弟に勝負を仕掛けに来たワルイージに喧嘩をふっかけていた。隣では俺の可愛い弟のルイージが必死で止めようとしているが、こいつが帰るまで俺はこいつを睨み続けるつもりだ。目の前の紫ノッポも俺を睨み付けている。暫く睨み合いをしているとルイージが俺らの行動に耐えかねたのか『サンダーハンド』で鎮められた。
目を覚ますとルイージが心配そうにこっちを見ていた、かわiじゃなくて。どうやら俺はルイージのサンダーハンドによって気絶していたらしい。テーブルではワルイージがコーヒーを飲んでいた。…気に食わねぇ…何でルイージはこんな奴の事を気に入ってるんだ…?ルイージはワルイージの方へ行くとニコリと笑い談笑を始めた。その姿を見兼ねた俺はいつの間にか外へ飛び出していた。
意地悪してきたり、勝負しかけて来たりするだけのあいつの何処がいいんだよ?
ふと、ワルイージがうっすら笑っているような気がした。
その顔に、ほんのほんの少しだけキュンときたのは内緒だ
大切な弟とお前は笑う
ほんと、気に食わない奴。
はい、イミフ!
一応「ワルルイ←マリオ」な感じですw
そしてめちゃくちゃ短いw