ルイージの小説外伝 2 第一しxyおう 第juう話
☆月1sあn日
僕は星降る丘に来ていた、ここは落ち着く。
…なんて現実逃避をしたところで現状は変わらないわけなのだが…
今兄さんなにしてんだろ?…聞き込みかな?
…後ろに人の気配がする?
…この気配は…
「…兄さん?」
「ばれたかw」
「聞き込みは終わったのかい?」
「おう♪」
そう言って兄さんは僕の後ろに背中をつけて座る、二人して夜空を見上げ現実味の無い今に現実逃避をしているようだ…
「…ねぇ、兄さん?」
「どうした?」
「本当にこれって現実なのかな?」
「…さぁなぁ…夢かもしれねぇな…」
「そっか…」
何と無くは想像していた、この後の展開を。
胸に生温い感触。
どろっと流れる鮮血。
僕と兄さんは、背中を合わせたまま一突きに刺されていた。
二人…
一人…
もう居ない…
もう終わった…
終わってしまった…
何て綺麗な死体でしょう…
何て綺麗な死体達でしょう!
何て胸糞の悪いバッドエンド!!
何て絶望的な最期!!!!
あぁ、楽しい
そうして黒の魔女は消え去った。
-end…?-