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チビ・ゆきのルイージの小説外伝

ルイージの小説外伝の置き場

ルイージの小説外伝 2.5 穢れた世界の収束と再生編 第七話

戦闘BGM

チーム2:セキリュウ、シロスケ、ラン、ディメーン


「あっははは♪なぁんだ、人外ばっかでつっまんないの!」

高笑いをあげるポニーテールの彼女が地面に落ちたソレを裸足で踏みにじる。悪魔らしい狂気的な微笑みを浮かべた彼女はボク等の方を見るとそう告げた。笑顔が少し不満気になるがそれもすぐに治る。

「まぁいいや、バケバケ二匹と龍…特に闇の魔力で溢れたそこの道化師なんかは凄く魅力的で、すっごく美味しそうだ♪」

悪魔がクスリとそう言うと、前にいた三人が少しだけ後ろに後退りした。代わりにボクが少し前へと出る。ンッフッフー♪なんというか、面白い子だねー。ほか三人にはただの殺戮悪魔にしか見えてないんだろうけど、ボクにはこの子が無邪気な子供にしか見えないよー♪

「ね、向かっておいでー♪はじから順に食い潰してあげるから!」

彼女が両腕を広げ瞳孔を開けそう叫んだ瞬間、ほか三人が戦闘態勢になる。ボクはそれを見てクスリと笑って楽し気に両者を宥める。

「まぁまぁちょーっと待ってくれないかなぁ〜♪ボクらまだ作戦会議してないんだよねー?ンッフッフー♪つよーい悪魔さんなら、それぐらいの時間くれるよねー?」

ほか三人が何かボクに大丈夫なのかと声を掛けて来るがボクはちゃんとこの子について分かってる。この子は悪魔の誇りを持ちながら、ただの自分の快楽と自己主張の手段としか能力を使っていない。そして自分の強さに絶対的な自信を持っているはずだ。こういう子供は…、

「んー?しょーがないなー♪私強いからね!そんなのぐらい待っててあげるよー♪」

ほら来たビンゴ。こうなると思ってた。ボクは三人の方に向きなおりニコリと微笑んだ。

「ンッフッフー♪さて、作戦会議をしようか?♪」


……………………………………………………

「何故、あの女悪魔がああ言う事が分かっていたんだ?」

「え、セキリュウわっかんないの?マジで?」

「煩いぞ」

四人で入り口に固まって座ると、まず最初にセキリュウが口を開けた。少し茶化しを入れると、それに続いてランとシロスケも分からないという風にその質問に頷く。あれ、そんなにわからないものなのかな?ボクは少し茶化しを入れながら説明をすることにした。

「ンッフッフー♪答えはすっごく簡単だよ。言動からして彼女、頭は子供っぽそうだったし。だったら自分の強さに絶対的な自信を持っていて、自分に敵う奴は誰一人居ないと考えてると思ってる。だから、それを利用した♪それだけだよー♪」

「な、なるほど…」

納得したようにセキリュウが冷や汗を垂らした。シロスケもなるほどという風に目をまん丸にしてこちらを見ている。そしてボクの言った単語の中に納得したように頷くランが嬉しそうに口を開いた。

「ディメーン、子供の扱い得意だもんねー♪」

「ンッフッフー♪なんせベビィ達の世話もしてるからねぇ〜♪」

「なるほどな…さて、そろそろ作戦会議といこうではないか」

ランとボクの言葉にセキリュウがそう言えばそうだったなと苦笑いで頷く、そして真剣な表情になり、作戦会議と告げた。瞬間、ボクら三人も真剣な表情に戻る。あまりいい案は浮かんでないのかほんの少しの沈黙にボクが口を開けた。

「そうだねぇ…彼女悪魔だし、光属性の魔法なんて効くんだろうけど…生憎ボクもランも使えないしね…」

「そうだねぇ〜…」

「…それに匹敵する何か…か…難しいだろうな……」

三人で考え込む。一番効くのは光属性なんだけど、ボクはコントンのラブパワーのお陰で光属性は使えないし。ランとシロスケに関しては魔法が使えない。セキリュウも使えるとしたら炎に関したものぐらいだろう。流石にこれはボクでもちょっとお手上げ侍って奴だ。ふとずっと黙り込んでいたシロスケが、ボクの方をジッと見ていたことに気付く。

「あれ?どうしたの、シロスケ?」

「…お前のポッケから出てるその紙、なんだ?」

どうしたのかと問いかけると、ボクのポッケを指差しながらそう答えられた。不思議に思いながらポッケを探るとそこにあったのは一枚の呪術用に使われるであろう禍々しい文字の描かれた札。それを見た瞬間、ボクとランが目を見開く。

「………みっけちゃったねぇ…光属性に匹敵する無属性の呪術札……」

ランが顔をひくつかせながらそう答えると同時にボクは、これで勝てると思いっきりニヤリと笑ってみせた。

………………………………………………………

「おろ?作戦会議はもう終わり?」

「ンッフッフー♪そ、終わったよー♪」

立ち上がったボクらを見て、胡座をかいていた悪魔が嬉しそうに問いかけた。それに快くボクが返事すると、嬉しそうに立ち上がる。

「ならならー!私、本気出しちゃうから、君たちも全力で殺されてよね!」

大きな黒い翼を広げ両腕を掲げた彼女の剣幕に、ボクらに少しのプレッシャーが掛かる。そして間もなく、ボクは口を開いた。

「ンッフッフー♪イッツァ、ショータ〜〜イム!」

僕が片手を掲げそう言うと、三人が同時に飛び出した。さて、サイコーなショーの始まりだよ!

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続く
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見ての通り作者ディメーン大好きです。
愛してます。
ディメーン!俺だー!葉っぱ植えつけてくれー!
「ンッフッフー♪やだ☆」

改めて擬人化設定画
(シロスケはそのままの姿)
ディメーン↓

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ラン↓

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