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チビ・ゆきのルイージの小説外伝

ルイージの小説外伝の置き場

ルイージの小説外伝 2.5 白き堕天使と蘇りし英雄編 第三話

チビ・ゆきさんと僕は他の仲間に合流するために星降る丘に来ていた、星降る丘のてっぺんで待ち構えていたのは、僕の知っているルイージよりもちょっと背の低いルイージと赤髪の執事の様な人……………つまり、

「パラレルルイージと…誰?」

「そっ!あれがパラレル…つまりグランルイージね♪あとは〜…セキリュウっていう人だよ♪」

「チビちゃん遅い、待ちくたびれた」

グランルイージは呆れ顔でこっちに来ると、右手に持つショットガンを器用に回しチビ・ゆきさんに向けてむすっとする。後ろに居たセキリュウという人はびっくりしてグランルイージを抑え、チビ・ゆきさんは苦笑するとショットガンに手を掛け銃口を自身からそらして口を開けた。

「ごめんごめん!だから撃とうとしないのー!」

「…………チッ…………」

明らかに今舌打ちしたのが聞こえた、もしかしたら本当にグレてるかもしれない…。

「で、その人がこの世界のマリオ?」

「そうだよ」

グランルイージは僕をジッと見るとプッと笑い出した、僕等がキョトンとして見ているとルイージさんがおもむろにニヤニヤ笑って口を開けた。

「うちの馬鹿兄貴が、いかに小さいかわかるよ♪」

「え」

「ぶふっwwwww」

「くっ…w」

グランルイージが笑って言った瞬間、セキリュウさんもチビ・ゆきさんも吹き出した……そんなにグランマリオって小さいの?そう思いながら僕がぽかんとしていると、グランルイージさんがやっと持ち直して口を開ける。

「で、本題なんだけど」

「あぁ、了解。マリオ、そこで待機しててね」

「え?あ、はい」

言われた通りその場で待機に掛かると、チビ・ゆきさんはフッと笑って丘の向こう側に行く。ここからだとほとんど見えないが、何かを詠唱する声だけが響く。チビ・ゆきさんは何かを詠唱し終わると手を翳す、その瞬間チビ・ゆきさんの目の前に大量の光が降り注いだ。何事かと丘の向こう側にセキリュウさんやグランルイージと共に駆けて行くと、チビ・ゆきさんの目の前で立ち上がったのは…。





「…ルイージ?」

「……え、兄さん?」





見慣れた弟の姿だった。




































僕は確かに死んだはずだ、パラレルワールドの兄さんと共に腹を貫かれて。

なのに何故今僕は生きている?
何故目の前で天使が笑いかけている?
何故僕の後ろにセキリュウともう一人僕がいる?







何故死んだはずの僕の兄さんが生きている?















-続く-