未来の自分に絡まれた魔術師の話僕ハ、呆気ナク倒サレタ。「マスタークラウンでも…敵わないんだナァ…やめとけばよかったかナァ…」呟きながら何の理由もなく、黒い海をプカプカと揺蕩う。目を瞑ろうとした僕は誰かに手を引っ張られ立ち上がらされた。びっくり…
「ごめん ごめんね ごめんなさい」「はぁ…」「元気だしてよ、マリオ」「だって…」森の奥の木の根元に、俺と君はいつも通り二人で腰掛けて談笑を交わしていた。俺は悪魔、まだほんの少し未熟な悪魔。未熟だからなのか、俺はまだイタズラがヘタクソだった、だ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。