チビ・ゆきのルイージの小説外伝

ルイージの小説外伝の置き場

短編小説

ルイージの小説外伝 短編2

-聖夜の宝石- 「ばっかじゃないの?」 社内に、シルクのそんな声が響く。向けられた声は、主に目の前の僕にグッサリ刺さっていた。 「え、なに?ヘタレ?ヘタレなの?」 更に続く毒舌がまたもや僕に刺さり、なんとか持ち応えようと顔を上げるもシルクの冷た…

ルイージの小説外伝 短編1

-お化けの宝石- あの事件から一ヶ月後。特に何があるわけでもなく平穏な日々を僕らは過ごしてきた。 だがしかし、平穏な日々はそう簡単に長く続くものではなかった。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 「………ねぇ、これどういう状況なわけ?」 「さぁ…」 二…

ルイージの小説 試し書き シルク目線

キノコタウンの一角いある建物の前、彼は突っ立っていた。キノコの形をした建物がひしめく中で、その建物だけは縦に長い長方形だった。キノコ王国の外観を壊さないよう、キノコの柄の部分と同じ、白色のペンキで塗られている。最上階である四階だけは特別に…

ドッペル押し問答

未来の自分に絡まれた魔術師の話僕ハ、呆気ナク倒サレタ。「マスタークラウンでも…敵わないんだナァ…やめとけばよかったかナァ…」呟きながら何の理由もなく、黒い海をプカプカと揺蕩う。目を瞑ろうとした僕は誰かに手を引っ張られ立ち上がらされた。びっくり…

2/22は猫の日だそうで…

ルイージ(L)「てなわけで猫マリオになろうか、兄さん」マリオ(M)「いや、俺限定かい!?」*アテンション・ルイマリに何故か俺と鬼灯様も居る・ホモォ…・台本小説・文才無し・絵も無し・雑クオリティM「つかなんで俺限定!?」L「だってマステラとルーム逃げ…

バレンタインなんてくそくらえ!!

「…なぁ、マホロア」「なんだヨ?」「バレンタインって、いらないのサ」「本当それネ」僕はマルク、隣に居るのはa…もといマホロア。二人揃ってチョコを貰えてない非リアなのサ。「カービィとかいっぱい貰ってそうなのサ…」「メタとかデデとかやばそうだヨォ……

とある兄弟の末路 『ジェシカ』

『君の名前で終止符』「ママー!見てー!マリオだよー!」「見ちゃいけません…あれはもうマリオさんなんかじゃないわよ…」そんな親子の言葉を聞きながら、俺は空の缶珈琲をゴミ箱に投げ捨てた。とある錦秋の候、俺は病院にある個室で白い壁に囲まれ孤立無援…

天国からの没シュート

『此方天国です』ヒゲヒゲ君と闘って僕は負けた。勿論ルイルイ君も手に入れられる訳もなく、気が付くと僕は真っ青な空間に居た。霧が出ていて前はよく見えず、地面にある誰かの足跡だけが頼りという状態…常識なんて通じない場所に来ているのだろう。その証拠…

嘘つき同士

…あれ…僕…さっきまで外に居たような…?気を失っていたのか、僕はソファで目を覚ました。つか何で気絶なんか…「いっつぅ!?」「目、覚めたぁ?」いきなりデコピンされた、しかも普段はここにいることさえありえない人。「…ルイージ君?」「やぁ、カノ君。お…

大切な弟とお前は笑う

「またてめぇか…このクソノッポ!?」「やんのか、ブラコン英雄!?」「ちょっちょっと二人ともぉ…」「ブラコンで何が悪いんだよクソ紫!」「ノッポで何が悪りぃんだよこのクソチビ!」「やめてってばぁ…」昼、俺は弟に勝負を仕掛けに来たワルイージに喧嘩を…

マリオとルイージでカボチャヘッズミゼラブル

「ごめん ごめんね ごめんなさい」「はぁ…」「元気だしてよ、マリオ」「だって…」森の奥の木の根元に、俺と君はいつも通り二人で腰掛けて談笑を交わしていた。俺は悪魔、まだほんの少し未熟な悪魔。未熟だからなのか、俺はまだイタズラがヘタクソだった、だ…

The moon is beautiful

夜中…俺は眠れなくてリビングでホットミルクを飲んでいた。目の前には同じく眠れないと起きている弟のルイージが居る。今日は冒険から帰ってきて疲れていたから早めに寝たのだが、その後俺は目が覚めてしまいそれから目を閉じるも眠れなくリビングに降りたら…

ルイマリポッキーの日小説 *女性向け、R-15注意!

「兄さーん!」「ん?」昼、マステラとルームは二人で出掛け、久しぶりに二人きりになった10分後、二階で寝転んでいたら下から声が聞こえた。それは紛れもなくルイージの声。俺はルイージの居るリビングに降りていく。「どうしたんだ?」「あっ兄さん、今日…

即興で書いたヒビモモ

朝、僕はメカクシ団のアジトにヒヨリと来ていた。「おはようございます」「おはよーございまーす」「おっはよーヒビヤ君!ヒヨリちゃん!」アジトに行くとモモが出かける用意をしていた。「モモどっか出かけるの?」「うん!ちょっとドラマの撮影にね♪ヒビヤ…

だ〜れだ?

僕はね?一人称の通り男だよ。カラーは緑さ。チャームポイントは帽子かな?さて僕は誰?私は女よ。カラーは黒。チャームポイントは長い髪。さぁ私は誰かしら?私は女…。カラーは…白かな?チャームポイントは長い髪。私はだぁれ?僕は男だ。カラーは白だよ♪チ…

幼き僕と大きい俺は

「ん…」ここは…あぁそうか…僕寝ちゃってたんだっけ?「風が気持ち良いな…」僕がお気に入りの原っぱ…さて僕は何をしにここへ来たのだろう…「なんかもう…どーでもいいかな?」「何がどうでもいいの?」突然の声に振り向くと君が居た。「別に…何でもないよ!」…

堕ちた僕と救う君

堕ちていく…下の下へ急降下馬鹿だなぁ…たかが陰口ぐらいで…なんて…思った所で、どうして人は誰かを妬む?考えた所で答えなど見えない。ごめんね兄さん、僕はもう駄目な様だ。そんなに泣かないでよ。逝くに逝けないじゃないか。もう……駄目じゃん…しょうがない…