ルイージの小説外伝 第五話
第五話:ペルルと男とシルヴィと
「ペルルさん見つけたのかい!?」
「あぁ…意外に近くに居たんだねぇ♪能力使ってるからすぐわかったよ♪」
「…」
「…?もしかして…ペルルさんの探し人って…シルヴィ?」
「ご名答だよルイ君!♪」
ペルルさんは男と一緒に木から飛び降りると、シルヴィに近づく。
「今はシルヴィ…だよね?探してたよ?駄目じゃないか勝手に居なくなっちゃ…お兄さん心配してたよ?♪」
そう言いながらペルルは横の男を見る。もしかしてこの人シルヴィのお兄さん?
「知らない…」
「?」
「私のお兄さんはそんなチャラい面じゃなくて、魔法もろくに扱えなくて、そんなシスコンじゃなかったら良かったのにな。」
つまりお兄さんなんだね分かります。お兄さんすっごい固まってるよ、涙出てるよ、ペルルさんの肩に顔埋めてるよ。なんだろうめちゃくちゃ可哀想に思えてきた。
「シルヴィ…良い加減その毒舌治さねぇか…?」
「馬鹿兄が私並みに魔法使える様になったら良いよ?」
「一生無理じゃねーかっ!?」
あっ一生無理なんだ。
「まぁまぁ兄妹喧嘩はそこまでにして…僕の御屋敷に行こうよ!詳しい話はそこでしないとね♪」
「詳しい話…?依頼これで終わりじゃないんですか?」
「違うんだなぁ…♪」
そう言ってペルルさんは森を歩いて行く、僕達もそれに続いて行く。そういえばお兄さんの名前聞いてないな…。
「あの?」
「んっ?何だ?」
「僕ルイージって言います、貴方は?」
「あー自己紹介まだだったか…俺はセルヴィだ!宜しくなルイージ!」
「はい。」
何かシルヴィと正反対で明るい人だな…
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〜テレサの森前〜
「ありがとうスピネル!」
「いえいえ…これからは森で迷わないようにね?ハナちゃん。」
「はいっ!ではっ!」
「ふぅ…」
やっと終わった…結構時間掛かっちゃったな…そういえばルイージ…何処に依頼行ったんだろ?もしかしてテレサの森かな?…そういえばシルヴィと一緒なんだっけ…私あの子苦手だなぁ…自分も胸ぺったんこの癖に…駄目だ…考えるのよそう…ん?ふと森の木の上に人影が見えた、誰だろう?私は気になってその木まで行く事にした。
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「……あいつら…裏切るつもりなのかしらん?」
〜続く〜
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やっと…やっとスピネルが出せたぁぁぁぁぁ!!!!今すっごい嬉しい…そしてセルヴィの扱いwww
落書き(安定のry)↓
ではまた会いましょう( ´ ▽ ` )ノ