ルイージの小説外伝 番外編
シル、セル、シロ「「「夏!!!!」」」
シル「夏といったら?」
シロ「海だね♪」
セル「そうだっ!!」
上記三人「「「海へ行こうっ!!!」」」
ルイ「待て待て待て待て!!!!」
それは本当に唐突だった、シルヴィとセルヴィとシロスケが猫の手に来たかと思ったらいきなり冒頭になった。
スピ「…海…良いかも」
ルー「お〜泳ぎに行きたいにゃ〜!」
セキ「確かに最近暑いしな」
おーい御三方〜?何行きたそうに目ぇ輝かせてんの!!??
ラ「何々?ルイージ君行かないわけ?」
レ「一人で御留守番?さ〜びし〜ww」
うわぉいきなり出てこないでよびっくりするじゃないかっ!!??なんて言葉もポケットにしまおう。
ルイ「あ〜何で唐突に海?」
セル、シロ「「何となく?」」
シル「何?文句あるの?」
ルイ「いや無いです((汗」
シル「そっ」
怖ぇぇ…シルヴィ顔怖ぇぇ…、というわけで僕、シルヴィ、セルヴィ、シロスケ、スピネル、ルーニャ、セキリュウ、ライ、レイの9人でドルピックタウンから行けるマンマビーチに行く事になった。
セル「ついたぁぁぁぁ!!」
スピ「わぁ…綺麗…」
僕としてはシレナビーチに行きたかったけど内緒にしておこう。取り敢えずマンマビーチに到着、皆で水着に着替える事になった。
〜女子更衣室にて〜
ラ、レ「「うわっwルーニャの水着露出パネェww」」
ルー「そうかにゃ?でもライとレイの方が露出度高いにゃっ!!」
ラ、レ「「そおぉ?」」
スピ「えっと…これで良いの?」
シル「えぇ…見たて通りの良いつるぺた度ね」
スピ「…嫌味?」
シル「大丈夫よ、私もつるぺただから」
スピ「認めてるのね…」
〜男子更衣室にて〜
ルイ「何でシロスケは着替えないの?」
シロ「中身ばれるじゃんww皆出て行ったら着替えるよww」
セル「擬人化してる時点でだと思うんだが?」
セキ「同意だ」
シロ「(´・ω・`)」
〜マンマビーチ〜
スピ「海って何するの?」
セル「泳ぐのだよ(・ω・)」
ルイ「テンション高いね?セルヴィ、でもマンマビーチなら、ビーチバレーとかも出来るかも、あと今日はお化けスイカコンテストもあるしね」
スピ「お化け…?」
セキ「死んでるのか?」
ルイ「セキリュウその解釈おかしいでしょ?本当にお化けなんじゃなくって、お化けみたいな一番大きいスイカを持ってこれるかどうかを競うコンテストだよ」
ルー「ヘぇ〜ルイージやった事あるのにゃ?」
ルイ「いや?兄さんが来た事あるから」
ルー「教えて貰ったのにゃ?」
ルイ「そっ、…やる?」
ルイ以外「やりたい!!!!」
ルイ「じゃあどでかいスイカを探しに行こうっ!」
全員「おぉー!!」
という事でスイカ探しが始まったのだが…
ルイ「無い」
スピ「無いね…」
セキ「無いな」
ルー「無いにゃ」
シル「無いわね」
セル「無いな」
シロ「無いねぇ…」
ラ、レ「「無いね」」
見事に見つからなかった。
ルイ「え?これどうするのさ?」
シル「こっちが聞きたいわよ、何で一つも無いのよ」
セキ「誰かが食べてしまったのか?」
ルイ、シル「「それは無い」」
「君達参加者?」
ルイ「?」
後ろを振り向くと帽子を深く被った背の小さい人が居た、格好からしてこの大会の従業員かな?
ルイ「まぁそうです」
「それならあそこのスイカを使うと良い、あそこのが一番でかいから」
そう言って指差した先には高い崖の様な所が有り、確かにそこにはでかいスイカが佇んでいた。あれだけ高い所にあるから多分誰も取らなかったのだろう。
ルイ「ありがとうございます!…でも何故僕等に?」
「いえいえ…特に理由なんて無いです、では!」
そう言って従業員は去って行った、僕等はその後教えて貰ったスイカをコンテストに出して見事優勝し、サンシャイン型の置物とジュースをそれぞれ貰った。今は帰り道の途中、でも一体…あの従業員は何だったんだろう?お礼を言おうとしても何処にも居なかったし、主催者でさえそんな人は雇ってないの一点張りだった。やけに冷えたジュースに頭が冷え顔を顰める、夏はまだ終わらない。
「彼どーだった?少しは怖がりじゃなくなってた?」
「さーな?成長はしたんでね?」
「酷いねぇww目の前で見て来たってのにwww」
「るっせーよっ!阿保神」
「あっ!阿保神言ったわね!?このクソチビっ!」
「お前だってチビだろーがっ!!」
〜end〜