ルイージの小説外伝 第二十三話
第二十三話:マリパと少女とマリパ
「何で私ビリから上がれないのなんでなの」
「しるかよんな事」
そう、さっきからマネーラは俺を抜かせずにいる、そんな俺もさっきからケイとシロスケは抜かせずにいるのだが。
「というか一ついいかマネーラ?」
「何よ?」
おいおい負け続きだからってそんな冷たい目をしないでくれ。
「俺らいつまでマリパ対戦してるんだ」
「それこそ知るかボケ」
おうふガチ切れかよ…まぁ分かるよ?分かるんだが…
「俺に当たるなよ…」
「煩い喋るな」
即答っすか…(´・д・`)
「あっ負けたっす」
「やった♪買っちゃったw」
えっお前ら早くない!?( Д ) ゚ ゚
「というわけで、女王さんに会わせてもらうよん♪」
「仕方ないっすね…」
えっちょっあっさりすぎね!?えっちょっ作者!?
【ざまぁプゲラm9(^Д^)】
(#゚Д゚)<後で覚えとけ
「さて、わらわもそろそろ出番かの…」
ここ…何処なんだろう?はぐれちゃった…私は一人暗い塔を徘徊していた。
…ーーーー……ーーーーー!?
!!廊下の奥から声が聞こえた…この声は…まさか…
「この声…ルイージ?」
私は廊下の奥へと駆け出していた。
「スピネル〜どこ行ったの〜?」
「「スーピーネールー」」
「…見つからないにゃ」
これだけ探しても見つからないなんて…夢魔にでも囚われたかしら…かくなる上は…、
「物探し魔法!『サーチフォアシング』!」
耳を澄まして目を凝らし、五感の全てを研ぎ澄ませ…………
『ル……ジ…?………るの?』
「…見つけた!」
「ほんとかにゃ!?」
「「さっすがお嬢!!」」
「こっちよっ!!」
待ってなさいよ…必ず見つけ出すからっ!!
続く
さぁここでちとお知らせ
実はこの小説…もう終盤、後期に入りました!次回からは怒涛の展開ですので見逃しても特に何も変わりありませn((
次回
第二十四話:影の女王とレクイエム
ルイージの小説外伝 第二十二話
第二十二話:黒の塔と魔女
「疲れたにゃ」
「「文句言わなーい☆」」
ルーニャがそういうのも無理はない、この黒の塔は階段が多くさっきから登ったり降りたりしているせいで足に負担が来るのだ。まぁライレイや私のように空中移動が出来る者には関係のない話なのだが。しかしこのままではルーニャが何故こんなに登り下りしなきゃいけないのか分からず仕舞いで不憫だから一応理由教えてあげとこうかな。
「ねぇルーニャ?」
「なんにゃ?」
「黒の塔の秘密教えたげよっか?」
「黒の塔の秘密?」
「そうこの黒の塔はね、地下牢の上に立っている別名牢屋の塔なの、だから牢屋にいる罪人達が出て来ても捕まえらるようにこんな複雑で疲れる仕掛けにしてあるわけ、私やお母さんとかは魔法で飛べるから疲れないしね」
「なるほどにゃ〜」
さて、気になるのはさっきから黙りこくってるスピネルだ。
「スピネル?」
…………………あれ?
「スピネル!」
皆が振り向くがスピネルは返事をしない、いや出来ないのだ。
「まさかスピネル…」
「迷ったかにゃ…」
「「迷子の迷子のスピネルちゃーん」」
…探さなきゃね……あぁめんどくさい。
「ここ…何処なの?」
「くっ!!」
「おらおらどうしたんすか!?」
…何かおかしい。
「ウシャシャ…やるね…」
ていうかおかしすぎる。
「いやいやお前らなにマリパで対戦してんだよ!?普通に戦えよ!?」
そう、何故かこいつらマリパで対戦してやがる。
「あっくそっ!ドッスンとか鬼畜っすか!?」
「使えるキャンディは使わないでどうしろっての!?」
しかも8かよどうせなら9にしろよ作者。
*作者は8までしかした事ないのでわかりません☆((殴
ルイージの小説外伝 第二十一話
第二十一話:影の支配者と影の人
「セキリュウ!」
「おぉルイージ!」
僕がセキリュウの所へ行くと、確かに僕の知らない黒髪の女の人が居た。
「こんにちわルイージさん…娘がいつもお世話になっています…」
…娘?
「貴女はもしかしてっ!?」
「そのとうり、この方はシルヴィのお母様だそうだ」
「はい…セシリアと申します…」
セシリアさんはぺこっと頭を下げると、僕を見て微笑んだ。そして僕はこの場所がどういう所なのかをセシリアさんに聞いてみた。
「ここは一体何処なんですか?」
「ここは元々私の屋敷の地下牢です、白い塔、黒い塔にも繋がっていますわ」
「牢の鍵を開ける方法は…?」
「鍵開け魔法を使わなければなりません」
「鍵開け魔法?」
「はい…『タィスト エィプリ』という魔法です…初心者でも使える簡単な魔法ですが、場所や鍵の種類によっては魔力の消費が大きいのです」
「つまりここは魔力の消費が大きいからセシリアさんは出来ないと…?」
「はい…」
「ふむ…」
僕にも使えそうな魔法だが僕は魔力じゃなくてFPだ、もしかしたら使えないかもしれない…セキリュウも考え込んでるという事はそれだけこの牢の鍵は魔力を消費しなければならないという事だ…
「今この牢に居る人達じゃそれは無理そうだね…」
「そうですね…」
「どうしたものか…」
そんな事を皆で考えていた矢先、牢の鍵が開く音がした。そこに居たのは…
良く見知った影女だった。
「さて…とりあえず二手に分かれたのは良いが…」
白黒塔をそれぞれ探索する事にした俺等は二手に分かれていた。
俺、シロスケ、マネーラ:白塔
シルヴィ、ライレイ、ルーニャ、スピネル:黒塔
てな具合に…というわけで今俺は白塔の一階に居る。
「大丈夫かな…シルヴィ…」
「何?あんたシスコンなわけ?あの強い小娘一人にどんだけ心配してんのよ」
「ウシャシャ♪通りでシルヴィがセルヴィを嫌うわけだ♪www」
「どーいう意味だこら」
「「あんたがシスコン過ぎるって意味だ」」
「(・ω・`)」
おまいら酷いだろ…言い過ぎだろ…orz
そんな事を考えてると何処からか鍵の閉まる音が聞こえたがさほど気にはしずに奥へと進んで行った。((いや気にしろよ
しばらく進むと何も無い部屋出て、足も疲れたので休む事にした。その時に違和感に気付く。
「なぁお前ら…」
「あっセルヴィも気付いた?♪」
「この床…なんか…」
「「「横穴から水が放流されて(ない)!?(るねw)」」」
「奥へ急げ!!」
「奥に行ったところでどうなるってのよ!!」
「良いから!!」
マネーラとシロスケが俺の後ろに着いたのを確認し俺は魔法陣を出現させ詠唱する。
「『グレーブストーン』!!」
俺の目の前の地面が隆起し水源を食い止め水を防いだ。
「…なるほど…ね…」
「よく…考え付いたね♪w」
「はぁ…はぁ…誰だよ…こんな罠立てたの……」
「俺っすよ」
「「「!!??」」」
後ろを振り向くと…
「よっす」
「お前…!」
〜続く〜
次回!!
「黒の塔の秘密?」
「目的はなんだ!?」
「スピネル!」
「ここ…何処なの?」
第二十二話:黒の塔と魔女
ルイージの小説外伝 第二十話
第二十話:闇と影の支配者
「セキリューウ!!」
「ルイージ!わざわざ悪いな」
「森の中にこんな塔が?」
「あぁ、向こう側にも黒い塔があって塔に挟まれた屋敷もあるぞ?」
「塔に…挟まれた?」
「あぁ…」
もしかして…ここがシルヴィの住んでいたお屋敷?
「…取り敢えずスピネルに連絡するよ」
「頼んだ」
『スピネル?』
『うん、今から言うところにルーニャとシロスケとマネーラとシルヴィとセルヴィとライレイ連れて来て』
『分かった!』
スピネルとの通信を切った直後、セキリュウが近くの木に向かって飛ばされた。
「がっっ!!」
「なっ!!??」
「よく来たわねん♪」
「ここにゃか?」
「うん、ルイージ何処だろ」
「なーんか薄暗くてやな感じな所ね」
「ここはっ!!」
「私の…家?」
「えっマジで?悪く言ってすいませんでした」
!ここが!?…私とシィちゃんの出会った家?そういえば後から聞いた話だけど、あの日セルヴィは旅に出ていて魔法の修行をしていたから会う事は無かったらしい。そしてその修行の旅の途中、セルヴィは『マリオ』に会ったそうだ。とんでもない偶然である。
「そうにゃのか?だったらシルヴィとセルヴィのお母さんとお父さん…はいにゃいんだっけ…取り敢えずお母さんは今もここに住んでるのかにゃ!?」
そういえば…シィちゃんのお母さんの名前何て言ってたっけ?お母さんに教えて貰った筈なんだけどな…そんな事を考えているとシィちゃんは衝撃的な言葉を口にした。
「…居ないわ」
「…えっ?」
「お母さんは…死んだの」
「…」
死んだ?…シィちゃんのお母さんが?私は呆然と立ち尽くしてしまう。沈黙に耐え切れなかったのか、ルーニャが申し訳なさそうにシィちゃんに声を掛ける。
「あー…」
「…ウシャシャwルーニャやっちゃったねwww」
「う〜…」
「「おじょーさま?」」
「シルヴィ…」
「良いの、平気よ」
「本当に?」
「えぇ…」
そんな風には…私には見えない…無理をしている様にしか…
「う…」
ここは…何処だ?暗くてよく見えない…不意に後ろから声を掛けられる。
「気が付きましたか?」
「…うわっ!?君は確か…」
「ナスタシアです、向こうの方には貴方の友人やドドンタス、黒髪の女の人も居ますよ」
という事はセキリュウもここに…って黒髪の女の人?
「誰それ?」
「会ってみてはいかがでしょう?彼方の方で貴方の友人と話しておられます」
「分かった!ありがとうナスタシア!」
「どう致しましてMr.L」
「ねぇねぇ女王?」
「どうした、***」
「もしスターストーンをルイージとかに持ってこられたらどうすんの?」
「その心配は無用だ」
「なんでぇ?」
「スターストーンなぞもう無い!私が粉々に打ち砕いてしまったからな!スターストーン以外に私を封じる方法なぞ無いのだからその心配は無用なのだ」
「なるほどねぇ…♪」
〜続く〜
次回!
「貴女はもしかしてっ!?」
「ルイージっ!」
「奥へ急げ!!」
「君達はっ!!」
第二十一話:影の支配者と影の人
ルイージの小説外伝 第十九話
第十九話:昔話と白黒塔
「また失敗したのか?」
「すいませんっす」
「人の事言えないわねん」
「しかしこのままではやばいんじゃ?」
「そうじゃな…早急にシルヴィを…」
「その事なんすが…」
「…どうしたの?」
「・・・・・・・」
「「「!!!!」」」
「うむ…待っておくのも暇だからこの森を探索するとするか…」
「ん?なんだ?城か?」
「うむ…この塔何処かで…?」
これは昔のおはなしよ。
「シルク…」
「なぁにママ?」
「今日は大事な親友が来るの、その人にも子供が居てね…仲良くしてくれるかしら?」
「勿論!当たり前じゃない!」
「良かった…」
ある春の日、私のお母さんはいきなり私にそう問いかけた。私は勿論即答。お母さんはホッとした顔をした、多分私のドSぶりを知ってたのね。
ガランガランガランガラン
来客が来た合図の鐘が私の住んでいた屋敷と塔に響いた、私の家はとても広くて塔に挟まれる形で屋敷が立っているの。自慢じゃないわ?文句ある?無いよね?取り敢えず続きを話すわ。
「来たわね…ライ!レイ!大事な親友よ!丁重にここまで通しなさい!」
「「お任せあれ〜♪」」
ライとレイは扉をすり抜けるとその親友の所まで行きここへ案内した。扉が開いて相手の姿が見えた瞬間私は固まった。
…何故?
…不覚にも見惚れたのよ、スピネルとそのお母さん『ルビー』の黒髪にね。
「お久しぶりねルビー」
「あなたこそ!元気にしてる?」
「えぇ…今はもう平気よ」
「御愁傷様としか言えなくてごめんなさい…紹介するわ、スピネルよ。私の一人娘♪どぅ?可愛いでしょ?」
「自慢かしら?私の娘も可愛いわよ?」
そんな娘自慢と言う親バカな言い争いが起きている間に私はスピネルに声をかけた。
「こんにちわ、私シルク!宜しく!シィって呼んで!」
「私はスピネルよ、宜しく…シィちゃん!」
「一緒に遊ぼ?あぁなったら絶対に終わらないし!ねっ!スゥちゃん!!」
「…うん!」
私達は鬼ごっこをしたの、飽きてきた頃に私達は色んな話をしたわ、家族の事、スピネルが住む美しき残酷な世界の事、平和なこの世界の事、そして…
「どうしたら…私はシィちゃんみたいに強くなれるの?」
「ふぇ?」
「だってシィちゃんは何もしなくてもそんなに沢山の魔法が使えるもの」
「んーまぁでもまだちゅーきゅーまでしか使えないわよ?」
「でも…」
「…じゃーさ!」
「?」
「私が訓練したげる!!」
「でも…強くなるまでは私…どうしよう…」
「何が?」
「身を守るの…」
「私が守ったげるわよ!」
「本当?」
「本当っ!?約束ねっ!」
「うんっ!」
そのあと暫く魔法の打ち合いをしてからスピネルは親と帰った。
「そんな事が…?」
「まぁ…ね」
「約束…私も忘れていた約束を貴女は覚えて…私を守ってくれているの?」
「まだまだスゥちゃんは弱いからね!」
「!!…へへっ」
…!そういえばセキリュウはどうなったろうか…?
『セキリュウ?』
『どうした?』
『今何処に居るんだい?迎えに行くよ』
『うむ…変な塔の前に居てな…入ってみたいものだ』
『…駄目だよ?』
『分かっている』
『セキリュウ…取り敢えずそこで待機しててよ…』
『了解した』
「ごめんっ!ちょっとセキリュウ迎えに行って来る!!」
「分かったにゃ!気を付けてにゃー!」
ルーニャに見送られて僕は森へと駆け出して行った。
〜続く〜
次回!!
「森の中にこんな塔が?」
「ここはっ!!」
「よく来たわねん♪」
「スターストーンなぞもう無い!」
「お母さんは…死んだの」
『第二十話:闇と影の支配者』
お楽しみに!(・ω・)ノ
ルイージの小説外伝 第十八話
第十八話:バトル勝者の失言と言い訳
「さぁてそろそろ終わりにしましょうか?」
「…ほぼ…一方的…っすけどね…てかもう…降参で…お願い…するっす…((汗」
「よかろう」
勝負の結果:シルヴィは強かった。
うんそれに限るよ?だってケイ君ボロボロなのにシルヴィ無傷だよ?てかシルヴィの魔法は集団リンチに値するよ?僕でもあれは負けるね、てか死ぬね。
「とりあえず…君の目的を教えて欲しいんだけど?」
「そっそーよ!私も教えられてないしっ!!」
マネーラもなんだ。
「…そればっかりは言えないっす」
「どーせ私の魔力目当てでしょ?目に見えてんのy「違う気がするんす」…は?」
「だから魔女の魔力じゃなかった気がするんすよ」
「…どういう事だい?」
『そのままの意味だろう』
『まぁそうなんだろうけど…』
「………」
「魔女…何か知ってるんじゃないんすか?というか絶対あんたの仕業っすよね?何かおかしいと思ってたんすよ、だってあんたじゃ魔力が大きすぎる」
「シルヴィ…?」
「…タシカニマホウカケタケドサ」
…………え?
「何て言ったっすか?」
「あれ声に出してた?」
「小声っすけど…言って下さいっす」
「うっ…あーもう!!確かに魔法掛けました!!でも魔法の内容は言わないし、魔法も解いてやんないんだから!当たり前よね!?何か文句あるっ!?解く方法ぐらい敵にやって貰わずに自分で見付けなさいよ!!??早く帰らないと『拘束・ランティア』あんたに掛けて拷問するわよ!!??」
うわぁ…怖えぇ……((全員の心の中
「わっわかったっす!!帰るっすよっ!!!!((汗」
そう言ってケイは何かを取り出すと白い霧に包まれて、霧が晴れた頃には居なくなっていた。
「…シルヴィ?」
「…目的を私に注目させるとでも言うのかしら…取り敢えずそんな魔法を掛けてスピネルではなく私に狙いを定めさせたわけ」
成る程…というか…
「何でスピネルが狙われている事を知っていたの?セルヴィでさえ知らなかったのに?」
「…貴方は知らないでしょうけど…私とスピネルは会った事があるのよ?」
「…私?」
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」」
皆が皆声をあげた、でもいつの間に?スピネルと僕は一緒に居たけどシルヴィみたいな人と会った事なんか無いはずだ…
『セキリュウ、何か知ってるかい?』
『いや…覚えがないが…忘れているだけだろうか?』
『というかセキリュウは今何処に居るんだい?』
『…分からん』
『はい?』
『よく分からん森に居る』
『もしかして…迷った?』
『依頼の形で良いか?』
『…迎えに行くよ…後でね?』
『あ…あぁ…((汗』
「じゃあ話すわよ?」
「お願い…」
あれ?僕がセキリュウと話してる間に何処まで会話してたの!!??何を話すの!!!!????
〜続く〜
次回は!!??
「私が守ったげるわよ!」
「また失敗したのか?」
「うむ…この塔何処かで……?」
「セキリュウ…取り敢えずそこで待機しててよ…」
『第十九話:昔話と白黒塔』
お楽しみにっ!!(・ω・)ノ