ルイージの小説外伝 第十八話
第十八話:バトル勝者の失言と言い訳
「さぁてそろそろ終わりにしましょうか?」
「…ほぼ…一方的…っすけどね…てかもう…降参で…お願い…するっす…((汗」
「よかろう」
勝負の結果:シルヴィは強かった。
うんそれに限るよ?だってケイ君ボロボロなのにシルヴィ無傷だよ?てかシルヴィの魔法は集団リンチに値するよ?僕でもあれは負けるね、てか死ぬね。
「とりあえず…君の目的を教えて欲しいんだけど?」
「そっそーよ!私も教えられてないしっ!!」
マネーラもなんだ。
「…そればっかりは言えないっす」
「どーせ私の魔力目当てでしょ?目に見えてんのy「違う気がするんす」…は?」
「だから魔女の魔力じゃなかった気がするんすよ」
「…どういう事だい?」
『そのままの意味だろう』
『まぁそうなんだろうけど…』
「………」
「魔女…何か知ってるんじゃないんすか?というか絶対あんたの仕業っすよね?何かおかしいと思ってたんすよ、だってあんたじゃ魔力が大きすぎる」
「シルヴィ…?」
「…タシカニマホウカケタケドサ」
…………え?
「何て言ったっすか?」
「あれ声に出してた?」
「小声っすけど…言って下さいっす」
「うっ…あーもう!!確かに魔法掛けました!!でも魔法の内容は言わないし、魔法も解いてやんないんだから!当たり前よね!?何か文句あるっ!?解く方法ぐらい敵にやって貰わずに自分で見付けなさいよ!!??早く帰らないと『拘束・ランティア』あんたに掛けて拷問するわよ!!??」
うわぁ…怖えぇ……((全員の心の中
「わっわかったっす!!帰るっすよっ!!!!((汗」
そう言ってケイは何かを取り出すと白い霧に包まれて、霧が晴れた頃には居なくなっていた。
「…シルヴィ?」
「…目的を私に注目させるとでも言うのかしら…取り敢えずそんな魔法を掛けてスピネルではなく私に狙いを定めさせたわけ」
成る程…というか…
「何でスピネルが狙われている事を知っていたの?セルヴィでさえ知らなかったのに?」
「…貴方は知らないでしょうけど…私とスピネルは会った事があるのよ?」
「…私?」
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」」
皆が皆声をあげた、でもいつの間に?スピネルと僕は一緒に居たけどシルヴィみたいな人と会った事なんか無いはずだ…
『セキリュウ、何か知ってるかい?』
『いや…覚えがないが…忘れているだけだろうか?』
『というかセキリュウは今何処に居るんだい?』
『…分からん』
『はい?』
『よく分からん森に居る』
『もしかして…迷った?』
『依頼の形で良いか?』
『…迎えに行くよ…後でね?』
『あ…あぁ…((汗』
「じゃあ話すわよ?」
「お願い…」
あれ?僕がセキリュウと話してる間に何処まで会話してたの!!??何を話すの!!!!????
〜続く〜
次回は!!??
「私が守ったげるわよ!」
「また失敗したのか?」
「うむ…この塔何処かで……?」
「セキリュウ…取り敢えずそこで待機しててよ…」
『第十九話:昔話と白黒塔』
お楽しみにっ!!(・ω・)ノ